学科オリエンテーション

今年も元気な新入生たちが入学してくれました。4月7日(木)、国際英語学科では新入生オリエンテーションとして、上野の東京国立博物館に「生誕150年 黒田清輝―日本近代絵画の巨匠」を鑑賞に行きました。
 
 清輝の作品だけでなく、ミレーの「羊飼いの少女」やモネの「サンジェルマンの森の下草」など、彼が影響を受けた画家の作品も展示され、学生たちにとってヨーロッパの文化を知る上で貴重な体験となりました。

 

kokusai_news20160408-01

東京国立博物館

その後場所を移し、上野の中華料理店で昼食会を開きました。歓談のあとキスチャック先生がWelcome Speechを行い、毎日のように外国人の先生と話すことになるが、分からないといって尻込みせず、むしろその「分からなさ」や「ギャップ」を楽しむようにとアドバイスしました。

kokusai_news20160408-02

歓談中

 

kokusai_news20160408-03

Welcome Speech!

つづいてゴフ先生から黒田清輝についてレクチャーがありました。清輝がもともと法律の勉強のためにヨーロッパへ渡ったこと、したがって絵画を学び始めたのは他の画家にくらべるとかなり遅かったことなどについて英語で説明してくれました。また、絵画を鑑賞するときは、まず近寄って細部のタッチに注目し、それから下がって全体を見るというように「二度見る」ことが大切だというアドバイスがありました。

 

kokusai_news20160408-04

聞き入る学生(と先生)たち

 

kokusai_news20160408-05

ゴフ先生のレクチャー

あいにくの雨でしたが、おかげで博物館も上野公園もわりと人出が少なく、落ちついて過ごすことができました。今日からいよいよ授業開始! 先生たちのアドバイスを活かして楽しみつつ頑張ってください。

(N. Hishida)