ゼミ旅行報告:京都(日本近代史ゼミ)

西川ゼミ(日本史)では、8月25日~27日に2泊3日で京都にゼミ旅行に行ってきました。

 

京都に行ったことのある学生は多いのですが、実は金閣寺に行っていないとかで、有名どころで日本史をおさらいする旅行となりました。

 

1日目

伏見稲荷神社に行き、千本鳥居をくぐり抜けました。外国人観光客の多さに驚きました。

参道で、先生おすすめの狐のお面のせんべいを購入しました。

 

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伏見稲荷 千本鳥居

 

 

電車で四条祇園へ。祇園を散策し、法堂の龍を見たいというリクエストがあって、急遽、建仁寺を拝観しました。八坂神社から、食事をして、歩いて無鄰庵、南禅寺へ。無鄰庵は山県有朋の別荘で、洋館は、伊藤博文・山県有朋・桂太郎が日露戦争前の交渉方針を会議した場所です。庭園は近代を代表する小川治兵衛の作。近代史のゼミなのだから絶対行こうという先生の強い希望でしたが、庭はきれいで、洋館のこの椅子に元老たちは座ったのかという感慨もあって、行って良かったです。

 

 

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無鄰庵洋館入口

 

 

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無鄰庵庭園

 

 

南禅寺は、山門に登り、方丈を拝観して、水路閣。水路閣はテレビドラマによく出てきて見てみようということになりましたが、近代化遺産であることを先生から聞き、上まで登って水が流れているところを確認。近代史のゼミらしいです。

 

そのあと銀閣寺を見て、まだ時間があったので臨時で平安神宮に行きました。平安神宮も近代にできたんですね。

 

 

2日目

まずは下鴨神社。特別拝観で権殿等を拝観して、解説員の方から説明を受けました。

 

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下鴨神社の河合神社 鴨長明の方丈

 

 

京都にしかないというファミレスでお昼ご飯のあと金閣寺へ。一層の仏像が見えました。

 

そして嵐山へ。渡月橋を渡ったところで、法輪寺に登れば市内が一望できるよという先生の提案は、この日は晴天で暑いので却下されてしまいました。大覚寺、野宮神社、竹林の中を通って常寂光寺。常寂光寺の多宝塔は高台で、市内西部が見渡せました。そして落柿舎へ。水を撒いていた職員の方に、芭蕉の話を聞きました。職員の方に「これで卒論は書けるよね」と言われて、明日の中間報告を思い出して、ドキリ。

 

西川ゼミの旅行は歩かされると先輩たちから聞いていましたが、年を取って遅くなったと言いつつ、先生はスタスタ歩いて行きます。そして時々ウンチクがあります。それを聞くために追いつくが大変でした。疲れのためバスで熟睡して、「はなの舞 池田屋」へ。大階段がお迎え。先生は行くのを渋っていましたが、「総司の意地悪」という名の隊士カクテルを愉しそうに飲んでいました。

 

今日は常寂光寺から近世の日でした。

 

3日目

朝は卒業論文の中間報告。何とか終わって、自由行動。京都駅に集合して帰路へ。

1日目の雨は拝観中に降ったりしてうまく避けることができ、京都を満喫した3日間でした。史学科だからできた、神社仏閣ばかり廻る旅行でした。