8月21日 オープンキャンパス 史学科体験授業のご案内

8月21日(金)のオープンキャンパスで史学科は2つの体験授業の予定しています。

 

1つ目は「竹簡を作ろう!!」では、紙が普及する前の古代中国で文字を書くために使われていた竹簡作りにチャレンジします。当時、長い文章からなる文書を作るためには、細長い竹の札(竹簡)に1行ずつ文字を書いたものを糸でつないでいました。1枚の竹簡の大きさはだいたい決まっています。それにどれくらいの大きさの字を書いていけば、読みやすい文書ができるでしょうか。この授業では、古代人が文書を作った過程を、実際に体験してみましょう!

 

 

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高津先生の作った竹簡です。皆さんも作ってみましょう。

 

 

2つ目は「火の玉攘夷・久坂玄瑞-幕末男子の育ち方2-」です。攘夷論を唱えた長州藩士、久坂玄瑞は禁門の変で自害しましたが、これは「華やかな武士割腹」と伝えられます。当時からファンが多かったのでしょうか。吉田松陰の熱情を受け継いだ火の玉男子玄瑞の考えを文献を通して考えてみましょう。今年の大河ドラマをご覧になっている方も、そうでない方も、日本史、特に幕末好きには楽しめるのではないでしょうか。

 

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久坂玄瑞

Published by 東洋文化協會  via Wikimedia Commons

 

 

オープンキャンパスに参加される方は、全体説明と体験授業だけでなく、是非、史学科の教員が直接対応する「学科別相談」や在学生の生の声が聞ける「先輩に聞いてみよう」コーナーにも足を運んで、史学科についてよく知ってもらいたいと思います。

 

9月13日のオープンキャンパスでも体験授業を行います。「ぬいぐるみの下剋上」ではドイツのぬいぐるみ事情からみるドイツと世界の関わりについて、「博物館で働くには」では学芸員課程と学芸員の仕事についてお話しします。