特別講義「おいしさの科学」

調理学実習、調理学実験の授業では、2年生を対象に、味の素株式会社 笠倉様をお迎えして、特別講義「おいしさの科学」のご講演をいただきました。

受講した学生H.Aさんのコメントです。

「実際に基本味の識別試験や相乗効果を実感でき、大変勉強になりました。また、プレゼンテーションの仕方についても、勉強になり、説明の仕方、スライドの作り方は今後の発表に生かしたいと思います。」

 

 

 

seikatsu20150715-1.jpgseikatsu20150715-2.jpg

 

 

seikatsu20150715-3.jpg

さあ、これはなんでしょう? これから基本味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)の試飲をします。

 

 

seikatsu20150715-4.jpg

この味はなんだろう?学生も真剣です。

 

 

seikatsu20150715-5.jpg

2人に1人が味を感じられる、ぎりぎりの濃度の味はわかったでしょうか?

今年はすべての味がわかった正解者が多かったですよ!

 

 

うま味は昆布、鰹節、トマト、チーズなど多くの食品に含まれていますが、母乳にも豊富に含まれています。赤ちゃんもうま味は大好きな味なのですね。

 

今、うま味は世界で注目を集めています。ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食:日本人の伝統的な食文化」にはうま味たっぷりの「だし」は欠かすことができません。

世界に広がるうま味を生かした、日本の伝統的な食文化を私たちも大切に継承しなければいけないと講演を通じて、改めて感じました。

 

貴重なご講演をありがとうございました。