7月12日 オープンキャンパス 史学科体験授業のご案内

7月12日(日)のオープンキャンパスで史学科は2つの体験授業を予定しています。

 

1つ目は「謎解きは火山灰の下で」です。紀元79年、イタリア半島のヴェスビオ山が噴火し、麓にある小さな都市ポンペイを火山灰で埋めました。ポンペイの住人にとって不幸なこの出来事は、のちの歴史学者や考古学者にとっては願ってもない贈り物となりました。火山灰の下に当時の人々の生活を知るための多くの手がかりが人知れず残されたからです。この講義では、ポンペイの街並みや建築物、装飾品や日用品といった遺物、そして壁に書かれた落書きから古代ローマ人の生き方・考え方を蘇らせてみます。

 

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ポンペイの遺跡とヴェスビオ山

 

 

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屋内の壁画が綺麗なまま今も残っています

 

 

 

2つ目は「学芸員の仕事」です。川村学園女子大では博物館や美術館で働くための学芸員の資格を取得できます。多くの史学科の学生も資格取得のために頑張って勉強をしています。ですが、そもそも学芸員は、どのような仕事をしているのでしょうか。学芸員は収蔵品の管理や研究といった「モノ」に向かう仕事をするだけでなく、博物館・美術館を訪れる方々が充実した時間を過ごせるように「人」に向かっても仕事をしています。この授業では学芸員のさまざまな仕事を紹介します。

 

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授業を行う学芸員課程の二上先生はアンモナイトを専門とする古生物学者です。

先生の発掘・収集した化石も学内に展示してあります。

 

 

オープンキャンパスでは他にも教職員による「学科別相談」「なんでも相談」「AO入試事前相談」で個別の相談を行っています。また「先輩に聞いてみよう」では、史学科の学生たちが学生生活についての質問に答えます。大学での勉強、サークルやアルバイトなど学業以外の生活、進路や就職活動のことなどを実体験に基づいてお話しします。お気軽にお立ち寄り下さい。