２月の第一週に、教員を目指す在学生を対象にした教員採用試験対策講座を開きました。この講座では教員採用試験で課せられる教職科目と教科科目について、集中講義のかたちで専門の先生が講義を行いました。
この講座は大学全体の企画ですが、史学科からは西川誠先生が「日本史」、生井澤幸子先生が「地理」を担当しました。受講生たちも熱心に耳を傾け、課題に取り組んでいました。
教員免許の取得には、特定の教科の専門的な知識を得るための「教科に関する科目」と教職入門・教育原理といった教員になるために必要とされる「教職に関する科目」を定められた数だけ履修しなければなりません。社会科・地理歴史科の教員を目指す場合、「教科に関する科目」は史学科で勉強していれば十分に学ぶことができます。
教員採用試験に合格して教壇に立つことは決して簡単ではありませんが、大学での専門的な勉強を将来の仕事に活かすという考えから、進路の一つとして考えておくのも良いかもしれません。
「日本史」の授業風景
