「日本文化実技Ⅴ(日本画)」は、楽しい授業です。

 

 日本画の授業を履修している1年生から、「日本文化実技Ⅴ(日本画)」の授業をご紹介します。

   

 日本の伝統的な画法、彩色、構成について学び、和紙、墨、筆、日本画絵の具で実際に描きます。

 今は花を写生しています。美しく見えるように自分で考え、表現するためは、想像力も必要です。

   
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 私が日本画の授業を履修したのは、絵を描くことが好きだったから、また先輩の作品『鳥獣戯画』の写し絵に興味を持ったからです。

 もともと日本の絵画に関心を抱いていましたが、今までは見ることはあっても描く機会はありませんでした。日本画の授業では、絵巻物を模写したり、伝統的な技法で制作するので、日本の文化を身近に感じることができます。

 私は「黒色だけを用いて色彩感を表現するのは難しいな」「色絵具の種類が少なかった時代はどうやって鮮やかさを表現したのだろう」と当時のことを考えながら花を写生しています

 日本画を学んでいる間は、まるでタイムスリップしたかのような気持ちになれるので、楽しい授業です。