ゼミ合宿授業の紹介(観光心理学 戸澤ゼミ)

 観光文化学科の授業の特徴は、教室で学んだことを現地・現場で実際に学生が体験することを重視しています。今回は、その特徴を示す合宿授業についてご紹介します。

 

 観光心理学ゼミの今年のテーマは、海外からのお客様(インバウンドとも言います)の心理と行動です。前期の授業では統計資料などを基に、海外からのお客様たちに人気のあった観光施設、宿泊、食べ物、お土産などを中心に調べ、レポートにしました。

 

 夏休みには実際に京都に出かけ、海外からのお客様たちの行動を自分たちの目で見てきました。京都は日本を代表する観光地です。大勢の海外のお客様がいらっしゃいました。この体験の一端が、以下の写真です。後期には、ゼミレポートとして合宿体験をまとめますが、今回は簡単に写真だけのご報告とさせていただきます。

 

 

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 宇治駅のポストです

 

宇治駅ならでは感があって、観光客もうれしいですが、地元の方にも愛されていると思います。

 

 

 

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  大勢のお客様に会いました

 

夏休み期間でしたから、日本人ももちろん多いのですが、本当に大勢の海外からのお客様に会いました(写真には写っていませんが)。とりわけ、この伏見稲荷大社は、大勢の海外のお客様に会った気がします。

 

 

 

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  十円玉の模様の前です

 

訪れた施設は、大勢の人がいるにもかかわらず、ゴミもなく、大変に美しい姿でした。平等院をはじめとする文化財の保存には、きわめて多くの人手も資金も必要だということを、身を以て実感しました。

 

 

 

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  抹茶とお菓子でおもてなし

 

京都は、電車やバスでさまざまな観光地に到着できるように工夫されています。ただし施設の見学やちょっとした移動などで、意外によく歩きます。そんなとき、お菓子付のお茶をいただくと、疲れも癒されます。

 

 

 

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  竜安寺

 

ゼミ生が「一番癒された場所」だったのは、竜安寺でした。静かで緑豊かな良いお寺でした。