7月26日オープンキャンパスでの体験授業・学科体験案内

7月26日のオープンキャンパスで、史学科は2つの体験授業・学科体験を行います。

 

竹簡を作ろう!」では、高津純也先生と一緒に、古代中国で文字を書くのに使われた竹簡を作ります。紙が発明される以前の中国では、竹や木に文字を書き付けていました。2000年以上のときを経て発掘されたこれらの史料は、中国古代史について新しい知識をもたらしてくれます。

 

ところで、竹簡には誰が何を書いたのでしょうか。またどれくらいの大きさで、簡単に文字が書けるものなのでしょうか。こうした素朴な疑問を抱いた方は、高津先生の話を聞きながら実際に竹簡を作ってみましょう。

 

 

辻浩和先生は「義経はイケメンだったか」という講義を行います。源義経といえば、牛若丸と呼ばれていた少年時代の武蔵坊弁慶との対決、源平合戦での数々の功績、兄頼朝と対立した末の悲劇的な最期といったエピソードが直ちに思い浮かびます。

 

この義経がドラマや漫画に登場するとき、彼はいつも美少年として現れます。しかし、私たちになじみ深いイケメン義経と古い文献が伝える義経像は食い違っています。この講義では義経像の変遷を追いながら、義経がどのようにイケメンとして描かれるようになったのかを見ていきましょう。

 

 

教員が受験生・高校生の皆さんに川村の史学科の特徴を説明し、質問に答える「学科別相談」、在学生の生の声が聞ける「先輩に聞いてみよう」コーナー、「AO入試相談」コーナーも毎回設けられています。

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

竹簡に字を書く高津先生

竹簡に字を書く高津先生

竹簡の出来上がり

竹簡の出来上がり

辻先生

辻先生

義経(牛若丸)を描いた歌川国芳(江戸末期)の浮世絵(WikimediaCommonsより)

義経(牛若丸)を描いた歌川国芳(江戸末期)の浮世絵(WikimediaCommonsより)