本学科の髙橋裕子先生が
第16回 伝統手工芸 巧技ソサエティー美術展にて東京都議会議長賞を受賞されました。
髙橋先生に受賞作品≪奏炎≫についてお話をお伺いしました。
現代の生活にも活かせるように、染色と押絵の二つの技法をコラボレーションしたオリジナル技法「染色アート」(立体布絵)です。
構図を決めるのが一番難しく構想を練ること二ヶ月あまり、その後材料の布地と和紙の染色にとりかかります。
今回の作品は、透けるように布地を創作加工し、布地の持つ特性を活かして煙のゆらぎを表現しました。
炎の立ち上る勢いの「動」と、煙のゆらぎの「靜」の重なりが四ヶ月の時を経て「染色アート」≪奏炎≫の完成です。
髙橋先生と受賞作品≪奏炎≫
作品は次回のオープンキャンパスで展示予定です。是非見にいらしてください。