「 経営学から観光をみる 」
観光には、旅行者の視点以外にも様々な視点があります。丹治ゼミでは、観光を運営する側の視点から学びます。テーマはホスピタリティ・マネジメント。
――と書くとなんだか難しそうですが、ホテルやレストランなどの「経営」について学んでいます。(まだ難しそうでしょうか?)
3年生の前期は、経営学やマーケティングの教科書を使って、理論をがっちり学びながら、「これをホテルに当てはめるとどういうことになるか?」などをみんなで議論しています。
今日のテーマは差別化の焦点。数あるホテルの中で、お客様に選んでもらうには、ほかのホテルとの違いをはっきりとお客様に伝える必要があります。その違いはお客様に喜ばれるものでなければなりませんし、自社で実現可能な範囲でなければなりません。
今年のゼミ合宿は、雲海テラスなど個性的なサービスで差別化に成功している星野リゾートトマム(北海道・トマム)に視察に行きたいね、などと検討中です。
今年度前期の使用テキスト:
加護野忠男『ゼミナール経営学入門 第3版』日本経済新聞社(2003年)
フィリップ・コトラー『マーケティングコンセプト』東洋経済新報社(2003年)