~☆学生・活動情報☆~ フランス短期語学留学に行って!!

 

みなさま、とうとう今年も残すところ2週間ほどです。

来年は、どんな年にしたいですか?

身近な夢から壮大な野望?まで、たくさんの思いが叶うといいですね。

さて、今回は、在校生がどんな学生生活を送っているか、

どんな体験をしたか、その時の思いを語ってくれました。 (by学生研究室)

~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~

 

広い世界に目を向けて!!

 今年の夏、私は2週間の語学研修のためにパリへ行きました。フランスへの短期留学は今回が2回目で、去年は大学の短期研修プログラムで3週間ルーアンに滞在しました。去年の語学研修で、私はフランス語とフランス文化にさらに興味を持ち、仏検に挑戦、2年後期に3級、3年前期に準2級に合格しました。3年生になると「フランス語で読む文化と社会」の授業でフランスの食文化を学び、フランス文学を沢山読みました。私はフランス語をさらに磨き、フランス文化に直にふれたいと思い、2度目の短期留学を決意しました。

 

私のホストファミリーは、セーヌ川の近くに住むマダム・ネリーでした。彼女のアパルトマンはルーブル美術館まで徒歩8分、ノートルダム大聖堂まで徒歩15分と好立地の場所にありました。ネリーはとても気さくな女性で、冗談を言ったり、私の冗談を面白そうに聞いてくれました。彼女の作る夕食はレストランの料理に負けないくらい美味しく、私が落ち込んだ時には、とくに美味しい手料理と冗談で励ましてくれました。

 

 語学学校のアコールはパリの中心、オペラ座の近くにあり、世界各国の学生が集まっていました。授業は朝の9時から13時までの4時間で、政治について議論するクラスもあれば、フランス芸術について学んだり、話し合ったりするクラスもあります。私のクラスでは、ロダン美術館を見学したり、週に1度は演劇の授業があり、各々が何かになりきって演じることで、語彙を増やしたり、会話力を鍛えることができました。最初は自分の言いたいことが言えず苦しみましたが、生活に慣れ、遠慮なく自分の意見を主張することができるようになると学校生活がとても楽しくなりました。

 

 午後は美術館やパリの歴史的建造物を訪れ、フランスの芸術と文化に触れました。オペラ座ではシャガールの色彩豊かな天井画、細かい彫刻やモザイク画を、またノートルダム大聖堂では青い空を突き刺すかのようにそびえ立つ尖塔や鮮やかなステンドグラスのバラ窓を見ました。幸運なことに、パリには国際英語学科の佐藤浩子先生が滞在されていたので、様々な界隈を案内していただきました。パリの街はその界隈によって様子が少し異なります。フランス文化だけでなく色々な国の文化や宗教を肌で感じることができました。パリと言えばノートルダム大聖堂と思っていた私は、多民族の文化に驚きました。

 

 2週間の短期留学でしたが、多くのことを学んだ感慨深い2週間でした。語学は文法だけでなく伝える技術もとても大切だということ、自分が普段生活している世界だけが世界ではないことに気づきました。私はこれからもフランス語を続けて、それを通して広い世界に目を向けていきたいと思います。             

 (Aiko Watanabe)

夜のルーブル美術館

夜のルーブル美術館

アコールの先生と。

アコールの先生と。

ネリーと

ネリーと

オペラ座にて

オペラ座にて

シャガールの天井画

シャガールの天井画

マレー地区のレストランで

マレー地区のレストランで

ヴィクトール・ユゴー館

ヴィクトール・ユゴー館

ソルボンヌ大学で。

ソルボンヌ大学で。