学生のボランティア・レポートから

 

宅老所・虹の家 10周年


みんなで熱く語ろう!

「いつまでも自宅に住みたいね」

~コーヒーでも飲みながら~

 

社会教育学科 3年生 Yさんのボランティア・レポートから

 

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虹の家の創立10周年のイベントのお手伝いに行ってきました。

まずは、会場設営の準備をして参加者を迎え、第一部の劇を観ました。

劇では、施設で過ごす一日の様子を演じており、虹の家のことを言葉で説明してもイメージを持ちにくい方にとっても大変わかりやすいものでした。

宅老所虹の家(注)は、地域の要介護高齢者のための通所と宿泊、訪問による介護サービスを行っている施設です。

 

第二部では、みんなで熱く語ろう!「いつまでも自宅に住みたいね」~コーヒーでも飲みながら~という、ワールドカフェ方式を用いたディスカッションを行いました。そのホストのサポートをしました。

ワールドカフェとは、各テーブルごとにホスト(司会者のようなもの)がいて、1ラウンドはみんなで思ったことを話します。

2ラウンド目は、ホスト以外の人は旅人として他のテーブルに出かけます。そこで、違う人たちとまた話し合いをします。

3ラウンド目は、旅人は元の場所に戻ります。そこで、旅先で得たお土産話を持ち寄って再び話し合います。

ボランティアを通して、普段関わることのない年配の方々と、とても熱い話し合いができて大変楽しいひとときを過ごしました。また、新木地区に住む人たちは自分たちが住む町のことを愛しているからこそ、自宅に住み続けたいと望んでいることがひしひしと感じました。

 

お手伝いさせていただいたことで、大学生ならではの地域との関わり方を模索していきたいと強く思いました。

 

注)虹の家は「介護保険法」に基づく、小規模多機能施設です。