【ゼミ活動】  『星の王子さま』をより深く理解するために

 

 佐藤ゼミは、平成25年5月25日(土)に箱根にある星の王子さまミュージアムと箱根ガラスの森美術館にゼミの文化活動で出かけました。

セミナーでは、『星の王子さま』について研究しており、『星の王子さま』と作者であるサン=テグジュペリについてさらに深く理解するため、またゼミ生達の親睦を深めるために企画しました。

 

 「星の王子さまミュージアム」を訪れて

                         

私たち佐藤ゼミではセミナーの一環として、5月25 日に箱根の星の王子さまミュージアムを訪れました。その日は天気も良く、箱根の美しい緑を満喫しました。

 

星の王子さまミュージアムは一度訪れたことがあったが、今回、ゼミの皆と再び訪れ、展示ホールや園内の見方が変わりました。スタンプラリーで園内を回る工夫は子どもが楽しむことができるのはもちろん、「大人は、みんな初めは子どもだった」と述べたサン=テグジュペリの思いを込めて、大人にも楽しんでほしいということであろう。作者に馴染み深いフランスの街並みや教会、そして彼が住んでいた家は、作者がどのような景色をみて過ごしていたかを再現していました。また、展示ホールは、入口に飛行機の模型があり、作者が幼少期を過ごした子ども部屋、パイロット時代の様子、そして写真などで詳しく説明されています。そこには本だけでは分からない作者の生涯が描かれています。

 

物語ではわがままなバラに例えられている作者の妻が実際はどんな人なのか、また彼が初めて描いた王子さまやキャラクターの絵、母親に宛てた手紙に描かれた絵など、いかに作者が絵を描くことが好きだったかが分かりました。ホールの出口近くには世界中で出版されている『星の王子さま』の本が展示されています。あれほど多くの国で翻訳されていることに圧倒され、改めて世界各国で愛されている本だと確信しました。

 

今回は、作品を読んでから訪れたので前回より内容をよく理解しながら見学することができました。初めて入ったレストランも『星の王子さま』とフランスをモチーフに作られていて雰囲気もよく、料理もおいしかったのでとても満足しました。あとで気付いたことだが、園内地図の教会付近をよく見てみると大蛇のボアがゾウを飲み込んでいる絵が描かれています。園内のフィギュアを見ながら歩いていたので気付かなかったが、改めて地図を見てみると細かいこだわりがあったことに驚きました。

( Nozomi Senzaki )

ミュージアム内のレストランにて

ミュージアム内のレストランにて

エントランスにて

エントランスにて

星の王子さまと

星の王子さまと

6つの星めぐりの旅で出会う「ビジネスマン」と

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6つの星めぐりの旅で出会う「点灯夫」と

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6つの星めぐりの旅で出会う「地理学者」と

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6つの星めぐりの旅で出会う「王様」と

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